フランスの年金問題(2)

今朝のF2の放送を見ました。まるで暴動です。警官も武装しています。
製油所のストライキで、市中のガソリンスタンドのほとんどでガス欠になっています。
SEC!! この言葉をフランスに住んでいた時、体験しました。同じく製油所のストライキだったと思います。長距離の移動ができなくなって、行動の自由が奪われました。理由がなんだったか、もう10年以上も昔のことなので覚えていません。ガソリンがないことには、パニックにはならず、賢明な対応をしていたように思います。
 今回のストライキに対しても、寛容な対応をしているようで、少なくとも、ニュースにでた人たちは理解を示していました。
 定年を60歳から62歳にする、2年も余計に働ける、けっこうなことではないか、と日本人だったら思う。現実、日本では年金支給が65歳になるために、60歳の定年をどうにか延長できないか、模索しているところなのに。満額支給をうけるためには42年間の納付をしなければならない、これは問題だ。逆算すると62歳で退職し、満額支給を受けるためには20歳から働かなければならない。教育を受ける年数は増える一方で、25,6歳でもまだ学生という若者が増えている。
 鉄道や電力公社、病院関係など、退職年齢が低い職業について、どうなるのか。

これまでの年金制度で厚遇されていた人々との差をどうするか、年金問題というのは複雑ですね。

a suivre
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